ヒギット先生の生活
2005年 07月 22日
アユサンのハイスクールで仲良くなったヒギット先生(44歳・独身)は一族の中でただ一人カレッジに行かせてもらいましたが、学資が続かず卒業出来なかったので「代用教員」です。他の先生は国家公務員で給料の遅配もありませんが、彼の給料は地方自治体から出ていて何時も遅配なのだそうです。給料は日給で1日125ペソ(250円)です。自宅から通勤すると交通費が1日65ペソかかるので残り60ペソでは生活出来ません。彼は父親と妹の娘二人も扶養しなければならないのです。そこでヒギット先生は学校のすぐ裏の家に間借りしました。なんとその部屋代は月に300ペソ(600円)です・・・家主さんも先生なので特別に安くしてくれたそうです。
日本人を見ると金を強請るフィリピン人ばかりではなく、貧乏しながらも助け合いながら誇りを持って生きている人たちも確かにいるのだと思いました。
日本人を見ると金を強請るフィリピン人ばかりではなく、貧乏しながらも助け合いながら誇りを持って生きている人たちも確かにいるのだと思いました。
by papahapon
| 2005-07-22 23:08