三菱電機 MULTI 16
2006年 06月 28日
うちの息子は親の家を不用品の物置と心得ているようです。 今日ちょいと探し物で息子の部屋を探っていたらなんと、25年前の 三菱電機製 MULTI 16 がデンと鎮座ましましておりました。
息子の学費をケチろうという単純な動機で愚かにも、
「自宅通学出来る国立に入ったら16ビット買ってやる」
と約束したばっかりに大枚百万円をせしめられた代物です。
<マルチ16の仕様>
ちょいと探し物というのは。。。。
買ったばかりの FinePixF30 の電池を「そろそろ充電しなくっちゃ!」
と思ったらACアダプターの先に着いているはずの充電器が見当たりません。
約3時間,隅から隅までひっくり返した挙句取扱説明書を見たら。。。
「ACアダプターをカメラに繋ぐ」と書いてありました。。+゚(゚´Д`゚)゚+。
情報処理学会のComputer Musiumによると、
MULTI16(三菱電機)
1981年に三菱電機が発表した業界初の16ビット業務用パソコンであり,事務処理計算,科学技術計算,ホストの端末など幅広い用途に使うことができる.
CPUには8088(4.4MHz)を使用.メモリは64KビットDRAMで,最小128キロバイトから最大384キロバイトまで搭載できる.さらに,高速演算プロセッサ8087が装備可能である.CRT表示は,640×400ドットでドット毎に8色指定可という業界最高水準の高解像度グラフィクスを使用している.漢字は,標準で500種が可能であり,128キロバイトのメモリ増設により4,000種の漢字が可能となる.漢字表示は16ドット×16ドットで,CRTに40字×20行表示される.ファイル装置としては,51/4インチ両面倍密度のフレキシブルディスク装置(300KB)を標準装備し,8インチ両面倍密度フレキシブルディスク装置(1メガバイト),51/4インチ固定ディスク(10メガバイト)も接続可能である.
OSは,1メガバイトまでの論理アドレス空間を提供する米国ディジタルリサーチ社のCP/M-86であり,スタンドアローンM-BASICを除くすべてのソフトウェアがCP/Mの下で動作する.言語は,BASIC,COBOL,FORTRANをサポートしている.さらに,高性能汎用作表分析言語「Multiplan」や作図パッケージ「Multiplot」,100種類の業務業種別アプリケーションパッケージがサポートされているほか,ホストコンピュータの分散処理端末機能も提供されている.